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悃願
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こんがん
ふりがな文庫
“
悃願
(
こんがん
)” の例文
そこへ若夫婦が手を合せないばかりに
悃願
(
こんがん
)
しますから、もと/\御主人の考えに委せると言い切った手前、奥さんも今更仕方がありません。
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
将
(
はた
)
亦
(
また
)
風馬牛に遇せらるるか、いわゆる知らぬは亭主ばかりでそれは私の
暁
(
さ
)
とり得ん所だが、私は今この書を世に公にするからには成るべく一般に読んで頂きたいと
悃願
(
こんがん
)
する。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
と春子さんが
穏便
(
おんびん
)
の処置を
悃願
(
こんがん
)
しているところへ、問題の俊一君が洋服姿で縁側から現れた。
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
殊に発行者北隆館は赤字の出ずるのを強いて我慢し、学問のためまた著者のために義侠的にその出版を快諾し敢行する勇気を示してくれていれば、切に御同情下されん事を
悃願
(
こんがん
)
致します次第です。
牧野富太郎自叙伝:02 第二部 混混録
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
と僕は呆れたが、だましすかして、兎に角機会を見て話を持ち出すように
悃願
(
こんがん
)
した。
ロマンスと縁談
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
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とお母さんは言葉を改めて
悃願
(
こんがん
)
した。
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
と友三郎さんは
悃願
(
こんがん
)
した。
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
と絹子さんが
悃願
(
こんがん
)
した。
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
悃
漢検1級
部首:⼼
10画
願
常用漢字
小4
部首:⾴
19画
“悃願”で始まる語句
悃願仕