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恋女
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こひをんな
ふりがな文庫
“
恋女
(
こひをんな
)” の例文
旧字:
戀女
今の徳三郎がお初を
演
(
や
)
るとしたら、どんな事になるだらう、
恋女
(
こひをんな
)
を焦れ死させる代りに、事によつたら劇評家を気絶させるかも知れない。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
婦人
(
をんな
)
を
蹂躙
(
ふみにじ
)
つたり、置いてきぼりにしたりして、それで
後
(
あと
)
から後から
恋女
(
こひをんな
)
の出来るなぞも、多分こんな
理由
(
わけ
)
からかも知れない。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
それを見た
恋女
(
こひをんな
)
は、真剣な自分の恋を馬鹿にしてゐるといつて
艴
(
む
)
くれ出した。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
越路も九つ目が立派に語れるやうになつたのは、
大分
(
だいぶん
)
「世間」が分つて来た証拠だ。お蔭で皮肉な客には喜ばれるか知らないが、この道楽者ももう
恋女
(
こひをんな
)
は出来ないものと腹を決めなければならぬ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
恋
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“恋女”で始まる語句
恋女房