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怜
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うれ
ふりがな文庫
“
怜
(
うれ
)” の例文
姉君、こよなう
怜
(
うれ
)
し、さきよりこれ欲しうおもひたるにとて、心地よげに飲み給ひ、常はえまゐらぬまだしき
大根
(
おほね
)
まゐるもをかし。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
「マルヒユスですか。目の光る、日に焼けた、髪の黒い男ぢやありませんか。」名を聞いて耳を
欹
(
そばだ
)
てたフロルスは、
怜
(
うれ
)
しげな声でかう云つた。
フロルスと賊と
(新字旧仮名)
/
ミカイル・アレクセーヴィチ・クスミン
(著)
脛
(
はぎ
)
あらはに端折りて、ささやかなるものを負ひつつ来給ふさま苦しげにもあらず、常の道歩み給ふさまなるがいと
怜
(
うれ
)
し。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
二人の
老人
(
おいびと
)
娘と共に恙もあらで到り着きぬれば、
怜
(
うれ
)
しさ譬へむに物なかりき。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
怜
漢検準1級
部首:⼼
8画
“怜”を含む語句
怜悧
怜悧相
不怜
怜俐
怜悧者
悧怜
𪫧怜
百怜千悧
狡猾怜悧
最怜
怜羊
怜礼登毛
怜悧想
怜悧小僧
怜利
小怜悧
可怜小汀
可怜国
可怜
傍国可怜国也
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