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怖気
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こわげ
ふりがな文庫
“
怖気
(
こわげ
)” の例文
旧字:
怖氣
あたしは
怖気
(
こわげ
)
だった。気狂いが、白粉をつけだしたりしてどうなるのかと——
旧聞日本橋:19 明治座今昔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「おや、泥棒か知ら。」とお菊は今夜に限って急に
怖気
(
こわげ
)
立った。
彼女
(
かれ
)
は慌てて俯伏して再び
衾
(
よぎ
)
を被っていると、枕もとの襖が軋みながらに明いた。長い裾を畳に曳いているらしい衣の音が軽く聞えた。
黄八丈の小袖
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
果
(
はて
)
は
怖気
(
こわげ
)
立
(
だ
)
ちて
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
怖
常用漢字
中学
部首:⼼
8画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“怖気”で始まる語句
怖気立
怖気付