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応接室
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おうせつま
ふりがな文庫
“
応接室
(
おうせつま
)” の例文
「
仏蘭西
(
フランス
)
のパリイの何とかって貴族の邸の
応接室
(
おうせつま
)
で、ヴァイオリンですか、楽器をのせる台になっているんですって。」
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
綾子さんも同じ心持だったのでしょうか、
応接室
(
おうせつま
)
へは通さず、見馴れた懐しい彼女の居間に案内させてくれたのがまた私には嬉しゅうございました。
蛇性の執念
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
煙突の多い王子のある会社などでは、
応接室
(
おうせつま
)
へ多勢集って来て、面白そうに彼女の
周囲
(
まわり
)
を
取捲
(
とりま
)
いたりした。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“応接室(
応接間
)”の解説
応接間(おうせつま)とは来客を迎え入れることを目的として家屋に設置される部屋(洋間)の名称。応接室。
これは多くの家庭では戦後になってから設けられるようになった部屋である。人々の生活スタイルの西洋化と共に普及したため部屋内に設置されている家具や家電品は西洋スタイルであったと共に、その場で客人をもてなす飲食物もコーヒーや西洋菓子などハイカラな物であった。
旧来の来客用の部屋は客間・客座敷と呼ばれ、和室をイメージされることが多いが、必ずしもそれに限定されない。
(出典:Wikipedia)
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
接
常用漢字
小5
部首:⼿
11画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“応接”で始まる語句
応接間
応接
応接所
応接掛