“心所”の意味
《名詞》
(仏教)心のはたらき。心作用。説一切有部や唯識派(学派の名称)は、心王が中心となり、心所に働きかける、心所がともにおこると解した。心所法は、五位と呼ばれる法則・範疇の分類法の一要素をさす(ウィキペディア「五位」、「心 (仏教)」も参照)。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“心所”の解説
心所(しんじょ、pi: cetasika, チェータシカ、sa: caitasika, チャイタシカ)とは、仏教における心(pi: citta )の構成要素・機能・中身のこと。五位分類においては、「心所法」として表現される。
今日アビダルマによって研究され注釈される主な心所は以下がある。
アヌルッダによる『アビダンマッタ・サンガハ』 - 上座部仏教による52心所
ブッダゴーサによる『アッタサーリニー』 - 上座部仏教による52心所
世親による『阿毘達磨倶舎論』 - 説一切有部による46心所
無著による『大乗阿毘達磨集論』 - 大乗仏教による51心所
トンパ・シェンラプ(ston pa gshen rab)による 『蔵窟』 (mdzod phug) - チベット・ボン教による51心所
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(出典:Wikipedia)
今日アビダルマによって研究され注釈される主な心所は以下がある。
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(出典:Wikipedia)