心恥うらはづ)” の例文
で、自分一人室の中央に立上ると、妙に頭から足まで竹山の鋭い眼にはかられる様な心地がして、畳触りの悪い自分の足袋の、汚なくなつて穴の明いてるのが心恥うらはづかしく思はれた。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)