心好こころよ)” の例文
どうも並んでいる番頭の座が急に高くなって、番頭そのものが余の方に摺落ずりおちて来そうになったり、またはあべこべに、余が番頭のシャッポの上にころび落ちそうになるのは心好こころよくないものである。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)