“徳西”の読み方と例文
読み方割合
とくさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
振り向くと、辻咄つじばなし徳西とくさいが、羽織を頭からかぶって、いてくる。——助右衛門と十内は、眼くばせを交し、駕籠をよんで、内蔵助をのせた。そして、駕籠のうちへ
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、仲居、おんな辻咄つじばなし徳西とくさい歌舞伎若衆かぶきものの瀬川竹之丞などが、声をきそって唱歌しだした。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)