御座ごわ)” の例文
一体、巡査先生の方がびく/\して居るんで御座ごわすア、だもんだで、彼奴きやつア、好い気につて、始めからでは、もう十五六軒もツン燃やしましたぜ
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
「お嬢様、マア貴嬢あんたのような人は御座ごわりませんぞ、神様のような人とは貴嬢のことで御座ござりますぞ、感心だなア……」
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)