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御叱
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おしかり
ふりがな文庫
“
御叱
(
おしかり
)” の例文
それに就いて
罷出
(
まかりで
)
ました……無面目に、お家を
窺
(
うかが
)
い、
御叱
(
おしかり
)
を蒙ったで、恐縮いたすにつけても、前後
申後
(
もうしおく
)
れましてござるが、老人は下谷
御徒士町
(
おかちまち
)
に借宅します
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
主君を此處へお
誘
(
さそ
)
ひしたのは、拙者一代の
過
(
あやま
)
ち、——これは吉住氏の落度ではない。それにも
拘
(
かゝは
)
らず、吉住氏が奧方の
御叱
(
おしかり
)
を
蒙
(
かうむ
)
つたと聞いた時から、拙者は自分の罪の
償
(
つぐな
)
ひを覺悟して居たのだ
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「さようで御ざりましたか。それでは別に差当って
御叱
(
おしかり
)
を
蒙
(
こうむ
)
るような事はなかろうと
仰有
(
おっしゃ
)
るんで御座いますな。いや、先生、その御言葉を聞きまして手前はもう生き返ったような心持になりました。」
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
叱
部首:⼝
5画
“御叱”で始まる語句
御叱咜
御叱咤
御叱責