御人体ごじんてい)” の例文
「なんだ、そんな事なら止したがよかろう。名探偵が何人となく、時間も金も惜しまずに研究して解らない事が、そういっては失礼だが、その御人体ごじんていに解るわけは無い」
古銭の謎 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「では、その方は、さような御串戯ごじょうだんをなさる御人体ごじんていでござりますか、立花様とおっしゃるのは。」
伊勢之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「へッ、ばかにするない、御人体ごじんていがちがってらあ」
女の首 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
串戯じょうだんじゃあねえ、紙包の上書うわがきばかり下目遣いで見てないで、ちッたあ御人体ごじんていを見て物をいねえ。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)