“御人柄”の読み方と例文
読み方割合
おひとがら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「心配するなつてことよ、——手前は眼をつぶつてりやいゝんだ、俺は皆川樣の御人柄おひとがらに惚れたんだ。安心して待つて居るがいゝ」
ながら市郎左衞門の女房にむかひ御隱居樣には御年は寄給よりたまへど御人柄おひとがらすぐれ常の御方とは見え申さず如何なる御由緒ごゆゐしよに候やとたづねしに女房笑ひながら此方こちらに居給へば御不自由はなけれど佐竹樣の御年寄おとしより
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)