“御由緒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごゆいしょ50.0%
ごゆゐしよ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうです、この辺で一休みして参ろうではござらぬか——あなた方は何か御由緒ごゆいしょもありそうな人たち、お身の上を、ゆっくり承ってみたいものだ」
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ながら市郎左衞門の女房にむかひ御隱居樣には御年は寄給よりたまへど御人柄おひとがらすぐれ常の御方とは見え申さず如何なる御由緒ごゆゐしよに候やとたづねしに女房笑ひながら此方こちらに居給へば御不自由はなけれど佐竹樣の御年寄おとしより
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)