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ふりがな文庫
“
後継
(
あとつぎ
)” の例文
それで、お姫さまの命をすくってくれるものがあったら、おひめさまのおむこさんにして、王さまの
後継
(
あとつぎ
)
にする、というお
布告
(
ふれ
)
をだしたものです。
死神の名づけ親(第一話)
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
随って椿岳の
後継
(
あとつぎ
)
は二軒に
支
(
わか
)
れ、正腹は淡島姓を継ぎ、庶出は小林姓を名乗ったが、二軒は今では関係が絶えて小林の跡は盛岡に住んでるそうだ。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
家の
後継
(
あとつぎ
)
のおれはいないし、おまえ達は、幼かったから、叔父共三家で、おれの帰るまで、預かっていてくれるのだよ。そういう約束になっているのだ。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その媼もいつのまにか見えなくなった、
何時
(
いつ
)
ごろどういう病気で亡くなったか知る由もなく、また媼の芸当の
後継
(
あとつぎ
)
もいず、類似のわざをする者も出ずにしまったから、あれはあれで絶えたことになる。
三筋町界隈
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
あれがウェヌスの
後継
(
あとつぎ
)
になって、祠のある土地や
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
▼ もっと見る
「生れながら、武門の
後継
(
あとつぎ
)
とはなりかねる病弱な子だ。いつかは、僧門へ入れようとすら思い断っていた新介……。祖父以来の城池と名誉にはかえられぬ」
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“後継”の意味
《名詞》
後継(こうけい)
後を継ぐこと。後を継ぐ人。
(context、dated)あとぞなえ。
(出典:Wiktionary)
“後継”の解説
後継(こうけい)は、仕事、地位などをつぐ事である。もしくは、後から続くとこや、後に続く軍隊、後備えの事である。
(出典:Wikipedia)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
継
常用漢字
中学
部首:⽷
13画
“後継”で始まる語句
後継者
後継息子