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後主
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こうしゅ
ふりがな文庫
“
後主
(
こうしゅ
)” の例文
沔陽
(
べんよう
)
の廟前に
後主
(
こうしゅ
)
劉禅
(
りゅうぜん
)
が植えたという
柏
(
かしわ
)
の木が、唐時代までなお繁茂していたのを見て、杜子美がそれを題して詠ったものだといわれている。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
後主
(
こうしゅ
)
劉禅は、いよいよ怖れかなしみ、勅使として、
黄門侍郎
(
こうもんのじろう
)
董允
(
とういん
)
と
諫議大夫
(
かんぎたいふ
)
杜瓊
(
とけい
)
のふたりをまたさしむけられた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
後主
(
こうしゅ
)
劉禅
(
りゅうぜん
)
も声を放って泣き、「むかし当陽の乱軍中に、趙雲の
腕
(
かいな
)
に救われなかったら、
朕
(
ちん
)
が今日のいのちはなかったものである。悲しいかな、いまその人は
逝
(
ゆ
)
く」
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
孔明がかつて、
後主
(
こうしゅ
)
劉禅
(
りゅうぜん
)
へささげた
表
(
ひょう
)
の中にも、日頃の生活態度を、こう述べている。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その日に朝へ出て、
後主
(
こうしゅ
)
劉禅
(
りゅうぜん
)
に
謁
(
えっ
)
し
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“後主”で始まる語句
後主伝