径我けが)” の例文
鶴田仙庵が自分で之を忘れて、何かのはずみにその茶椀を棚から落して硫酸を頭からかぶり、身体からだまでの径我けがはなかったが、丁度ちょうど旧暦四月の頃で一枚のあわせをヅタ/″\にした事がある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)