往復ゆきかよひ)” の例文
聞より其寶澤はうたくの身の上こそ不審ふしんなりと思ひ其寶澤と云は常々つね/″\お三ばゝの所へ往復ゆきかよひ致せしかと尋るに如何にも寶澤はつねにお三婆の所へ參りすでに相果候あとにてうけたまはり候へば其日寶澤は師匠ししやうよりさけさかな
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)