“彷彿(タタ)” の例文
……群鳥の わが群れ行(イ)なば 引け鳥の 我が牽け行(イ)なば、哭かじとは 汝は云ふとも、山門(ヤマト)の一本薄(ヒトモトスヽキ) 頸(ウナ)傾(カブ)し 汝が哭かさまく、朝雨の さ霧に彷彿(タタ)むぞ。……(八千矛神——記)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
新漢(イマキ)なる小丘(ヲムレ)が傍(ウヘ)に雲だにも 著(シル)くし彷彿(タタ)ば、何か嘆かむ(斉明天皇——同)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)