形好かっこう)” の例文
その船の形好かっこうは夜でよく分らなかったけれども、幅の広い底の平たい、どうしても海に浮ぶものとは思えないおだやかな形をそなえていました。屋根は確かあったように覚えます。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)