“張顗”の読み方と例文
読み方割合
ちょうぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まず弁才の士をやって、袁尚の先鋒たる馬延ばえん張顗ちょうぎのふたりを味方へ誘引した。二将が裏切ったので、袁尚はひとたまりもなく敗走した。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「敵か」と、徐晃、張遼などが、ふたたび苦戦を覚悟して物見させると、それはもと、袁紹えんしょうの部下で、後、曹操に降り、久しく北国の一地方に屈踞くっきょしていた馬延ばえん張顗ちょうぎのふたりだった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)