“弱身”の読み方と例文
読み方割合
よわみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな事をさせては飛んだ事になるだろう。そんな事をさせては飛んだ事になる。葉子はますます弱身よわみになった自分を救い出すすべこうじ果てていた。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
お千代は黙って引いてしまった弱身よわみもあるので、「あら葉山さん」と云ったなり二の句がつげずにただ立止っていると、葉山はじろじろ女の様子を見ながら
夏すがた (新字新仮名) / 永井荷風(著)