弥起よだ)” の例文
とこう想い浮べましたら、にわかに身の毛が弥起よだって、手も足も烈しく震えました。ふらふらとして其処へたおれそうにもなる。とても躊躇ためらわずにはいられませんのでした。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)