“引子”の読み方と例文
読み方割合
ひきこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人力は日本人の発明したものであるけれども、引子ひきこが支那人もしくは朝鮮人である間はけっして油断してはいけない。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
遠慮のない大声で物を言いますが、人柄は素朴で、引子ひきこを二人位置き、子供は三人あって、口数の少ない、おとなしそうな妻とむつまじく暮らしていました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)