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引取
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ひっと
ふりがな文庫
“
引取
(
ひっと
)” の例文
と
躾
(
たしな
)
めるように云って、お妙は上衣を
引取
(
ひっと
)
って、
露
(
あらわ
)
に白い
小腕
(
こがいな
)
で、羽二重で
結
(
ゆわ
)
えたように、胸へ、薄色を抱いたのである。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と云いながら小三郎の冠った編笠へ手を掛け、無理に
引取
(
ひっと
)
りましたから、小三郎は輪ばかり冠ったなりで
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
引取
(
ひっと
)
って、ぐいと開けた、気が入って膝を立てた、顔の色が厳しくなった。と見て
胆
(
きも
)
を冷したのは主税で、小芳は何の気も着かないから、晴々しい
面色
(
おももち
)
で、
覗込
(
のぞきこ
)
んで
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
夜伽
(
よとぎ
)
じゃないか。」と民弥が
引取
(
ひっと
)
る。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“引取”で始まる語句
引取人
引取手
引取所