“延縄”の読み方と例文
読み方割合
はえなわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
餌は大きな蚯蚓みみずか、泥鰌どじょうであって、すっぽんがいると見当をつけた淵へ延縄はえなわ式に一本の縄へ幾本もの鈎を結び投げ込む。
すっぽん (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
右の三陸津浪の三時間ばかり前に、岩手県唐丹とうに村の沖でメヌケが多獲され、また縄(延縄はえなわであろう)の位置がいつの間にか変わってしまうので、漁師が不審に思ったと言う(日日新聞釜石通信員談)。
地震なまず (新字新仮名) / 武者金吉(著)