庭籠にわこ)” の例文
しかしこの句の雉子は、場合によっては野生のそれでなしに、庭籠にわこに飼ったものと見ても差支ない。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
三十七羽すぐりてこれを庭籠にわこに入れさせ、天晴あっぱれ、この鶏にまさりしはあらじと自慢の夕より、憎からぬ人の尋ねたまい、いつよりはしめやかに床の内の首尾気遣いしたまい