店構みせがま)” の例文
勿論これだけの自覚があったにしても、一家眷属けんぞくの口が乾上ひあがる惧がある以上、予は怪しげな語学の資本を運転させて、どこまでも教育家らしい店構みせがまえを張りつづける覚悟でいた。
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)