“床縁”の読み方と例文
読み方割合
とこべり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この縁側の附いている八畳の間には、黒塗の太い床縁とこべりのある床の間があって、黒ずんだ文人画の山水が掛っている。向こうに締め切ってあるふすまには、杜少陵としょうりょうの詩が骨々しい大字で書いてある。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)