広袤こうほう)” の例文
旧字:廣袤
正三の眼には、いつも見馴みなれている日本地図が浮んだ。広袤こうほうはてしない太平洋のはてに、はじめ日本列島は小さな点々として映る。
壊滅の序曲 (新字新仮名) / 原民喜(著)