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広縁
ふりがな文庫
“広縁”の読み方と例文
読み方
割合
ひろえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひろえん
(逆引き)
夕飯は、茶の間の涼しい
広縁
(
ひろえん
)
で、大勢と一緒だった。
漆塗
(
うるしぬり
)
の
餉台
(
ちゃぶだい
)
が馬鹿に広くて、鏡のように光っているのが、先ず次郎の眼についた。
次郎物語:01 第一部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
各層とも
勾欄
(
こうらん
)
の付いた
広縁
(
ひろえん
)
が廻してあり、そこへ出ると、ちょうど
断崖
(
だんがい
)
の端に立った感じで、眼の下から地勢が急にさがってゆき、
遙
(
はる
)
かに青い海のかなたまで、気の遠くなるほど広く
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
やっと安息の場所を
獲
(
え
)
て、
広縁
(
ひろえん
)
に風呂敷を敷き、
手枕
(
たまくら
)
をして横になった。少しウト/\するかと思うと、直ぐ頭の上で何やらばさ/\と云う響がした。余は眼を
開
(
あ
)
いて
頭上
(
ずじょう
)
の
闇
(
やみ
)
を見た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
広縁(ひろえん)の例文をもっと
(7作品)
見る
広
常用漢字
小2
部首:⼴
5画
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“広縁”で始まる語句
広縁識
検索の候補
広縁識
縁広
“広縁”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
下村湖人
徳冨蘆花
作者不詳
久生十蘭
吉川英治
森鴎外
山本周五郎