“幾升”の読み方と例文
読み方割合
いくます100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陶は毎日馬といっしょに飯をっていたが、その家の容子ようすを見るに煮たきをしないようであった。馬の細君の呂は、これまた陶の姉をかわいがって、おりおり幾升いくますかを恵んでやった。
黄英 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)