幻像げんぞう)” の例文
それが、自分であると気がついたのはスクリーンの人物の幻像げんぞうが消え去ってからである。とたんに、トーキーのこえが追いかけるようにひびいてきた。
親馬鹿入堂記 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)