“年役”の読み方と例文
読み方割合
としやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ところが、失礼だが、お前さんの方がわしよりいくらか年上かも知れねえ、年役としやくということがある」
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
白い歯がのぞいた、「私のつまらぬ意見を勘ちがいして聞かれたのでしょう、私は亡き周防と親しかったので、侍の奉公はみな一命をするものだ、ということを、年役としやくとして話したまでのことです」