“干潟合戦”の読み方と例文
読み方割合
ひがたがっせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海面で岩松の船手が、敵の大船列へ突ッこんで、元寇げんこうえきさながらの船戦ふないくさを展開して、いくぶんの牽制けんせいはしていたものの、ここの干潟合戦ひがたがっせん咆哮ほうこうは、いつ果てるともみえない死闘の揉み合いだった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)