まく)” の例文
我よく是を知る、神の正義天上の他の王國をその鏡となさば、汝等の王國も亦まくへだてゝこれを視じ 二八—三〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
公事くじ根源』を見るに中朝この遊び盛んに、円融帝寛和元年二月十三日に行われたのは殊にふるった物だったらしく、とばりの屋を設けまくを引き廻らし、小庭とて小松をひしと植えられたりとある。
西北に風よけをしてまくを張れ
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
既に多くの月をその口より我に示せる頃、我はわが行末のまくを裂きし凶夢を見たり 二五—二七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)