“幀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てい75.0%
とう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに苔しろき石燈はその数段をあらはし、全景のうへより見たるところ、おのづから一ていの絵画をひらくに似て、いともうるはし。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
僕にはマチスの婦人肖像一枚が水際つて光を放つてる気がする外、ヷン・ドンゲンの「鳩」と「海」との二ていが奇抜な装飾画として興味を惹く。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
それであるのに、この一とうの画を戦火から救っておこうとした、あの発作的の行動は、そもそもどこから生れて来たものであろうか。鶴見にはそれも一つの不思議である。