“帳番”の読み方と例文
読み方割合
ちょうばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おなじくお帳番ちょうばんのひとりとして、出仕しゅっしして間もない若侍わかざむらいである。かみしもの肩先が細かく震えているのは、武士らしくもない、泣いてでもいるのか、喬之助は顔も上げ得ない。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
組与頭の近江之介と新入しんいりお帳番ちょうばんの神尾喬之助とが、町娘のお園を争ったのである。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)