“巻餅”の読み方と例文
読み方割合
まきもち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中でも特に私たちの注意しているのは、五月端午たんごの節供に作られる色々の巻餅まきもちが、必ず上をとがらせた三角形に結ばれたことである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
私の一つの想像では、鏡餅はまるいという点ばかり問題にされているが、是が上尖うえとがりにできるだけ高く重ねようとしていた点は、五月の巻餅まきもちちまきの円錐形と、同じ動機に出ているものではないか。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)