差樽さしだる)” の例文
それは帯地一巻持参したいところであるが、間に合いかねるからと言って、白無垢しろむく一反、それに酒の差樽さしだるを祝って来てある。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)