“巣守”の解説
巣守(すもり)とは、
源氏物語の古注釈、梗概書、巻名目録や源氏物語古系図などの一部に現れるかつて存在したが今は内容が失われてしまったと考えられている源氏物語の巻名。「巣もり」、「すもり」、「住守」などと表記されることもある。下記の雲隠六帖の中の巣守と区別するとき「古本巣守」と呼ばれることもある。
上記のような複数の源氏物語の外伝的な巻々の総称。宮内庁書陵部蔵の『源氏秘義抄』には「すもり六帖」、島原松平文庫蔵の『光源氏一部謌』には「すもり五帖」といった記述が見られる。
上記の巻で描かれていたとされる二人の中心的な人物のこと。「巣守の君」、「巣守三位」などとも表記される姉と「巣守の中君」などとも表記される妹の姉妹。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)