山雞やまどり)” の例文
いくらか萎びかかつたその肌に、山の渓あひに山雞やまどりの雌のやうに腹這ひふさつてゐる雲の匂を嗅ぐことができたやうに思つた。
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)