“山九”の読み方と例文
読み方割合
さんきゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山九さんきゅう運輸」と襟に入った半纏を着、タンクと呼ばれている半ズボン、ゴム長靴、チョッキには時計の銀鎖、手に大きな風呂敷包みを持っている。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
現在では、「玉井組」は、聯合組の外、三井物産、山九さんきゅう運輸、東海鋼業、八幡製鉄所、その他に仕事を持ち、直属の子分も、数百人を算するようになっている。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
その城三次は、今は、「山九さんきゅう組」の小頭として、ちょっとした親分になっている。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)