トップ
>
届出
>
とどけい
ふりがな文庫
“
届出
(
とどけい
)” の例文
旧字:
屆出
例の
如
(
ごと
)
く消毒衣に服を着かえて。くつを下駄にはきかえて牛舎を
見廻
(
みまわ
)
った。予は獣医に府下
鵞口瘡
(
がこうそう
)
の模様を問うた。本月二日以来新患の
届出
(
とどけい
)
でがないから。
牛舎の日記
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
それから数日の後、柾木がまる二日間食事に降りて来ないので、婆やが心配をして家主に知らせ、家主から警察に
届出
(
とどけい
)
で、あかずの蔵の扉は、警官達の手によって破壊された。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
此条
(
このじょう
)
王鬼に
届出
(
とどけい
)
でずして
我儘
(
わがまま
)
に
出立
(
しゅったつ
)
せば
鬼桃太郎
(新字新仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
布引氏は賊の
申出
(
もうしい
)
でに従って、警察に
届出
(
とどけい
)
でるのは見合せることにした。こういう場合に、賊の申出にさからって、飛んでもない結果をひき起した例を、
屡々
(
しばしば
)
耳にしていたからだ。
恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“届出”の意味
《名詞》
届 出(とどけで、とどけいで)
行政庁や会社の上司などに一定の事項の通知をする行為。
(出典:Wiktionary)
“届出(届出制)”の解説
届出制(とどけでせい)とは、放任状態では、違法行為が行われる可能性があるため、ある行為を行うに当たって、監督官庁に事前通知する義務を課した制度を指す。監督官庁は、違法行為に直結するとの証拠がない限り、届出を却下できない。
(出典:Wikipedia)
届
常用漢字
小6
部首:⼫
8画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“届出”で始まる語句
届出申候