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屈託顔
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くったくがお
ふりがな文庫
“
屈託顔
(
くったくがお
)” の例文
小笠原の物々しい
屈託顔
(
くったくがお
)
を前にして独りで笑ったりお
喋
(
しゃべ
)
りしている
最中
(
さいちゅう
)
に、麻油は急に
悪戯
(
いたずら
)
っぽい顔をして舌でも出してみたいような気持になってしまうのだが
小さな部屋
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
だがその物音もない奥まった所では、あの木像蟹殿が、どんな
屈託顔
(
くったくがお
)
に頬杖をついていることか。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とお母さんは
屈託顔
(
くったくがお
)
をした。
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
屈託顔
(
くったくがお
)
。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「いま、魏延の陣所をちょっと覗いたところ、いつになく
屈託顔
(
くったくがお
)
しているので、どうしたのかと訊くと、かくかくの夢を見たというので、夢判断をしてやって来たところだ」
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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と、日々
屈託顔
(
くったくがお
)
に見えた。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
屈
常用漢字
中学
部首:⼫
8画
託
常用漢字
中学
部首:⾔
10画
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
“屈託”で始まる語句
屈託
屈託気