“屁(なら)” の例文
紡錘(つむ)を持つて糸車のまへに坐るくらゐが分相応だよ! あれあ屹度、何だよ、誰かがお屁(なら)をしたのか……それとも誰かのお尻の下で腰掛が鳴つただけのことさ。
三円もふん奪(だく)って置きながら、水の中でお屁(なら)をしたような音を聞かせてサ、これでお終いたアあンまり馬鹿にしているよ。ああ、詰らない詰らない、こんなことなら歌舞伎へでも行くんだった。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「それからBだのPだのはお屁(なら)のこと、Cは女が小便(シッコ)をする事」
東京人の堕落時代 (新字新仮名) / 夢野久作、杉山萠円(著)