“屁古垂”の読み方と例文
読み方割合
へこた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一々事実にくっ付けて一分一厘すきのないようにキチキチとキメツケて行く苦しさに、いつも書きかけては屁古垂へこたれさせられてしまいます。
涙香・ポー・それから (新字新仮名) / 夢野久作(著)
読みかけてみたことはあるが、途中でウンザリして屁古垂へこたれてしまう。どうも本格の探偵小説は私の性に合わないらしい。
私の好きな読みもの (新字新仮名) / 夢野久作(著)
吾輩の本俸手当を全部タタキ込んでも建物の家賃と、タッタ一人の事務員の月給と、小使の給料に足りないのだから屁古垂へこたれたよ……実際……。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)