“尾骨（びこつ）” の例文

例えば、われわれに尾骨（びこつ）があるからといって未だ一度も尻尾（しっぽ）を振ってみたい欲望を催（もよお）したことはないですぞ、ダリア君

海底都市 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

“尾骨”の意味

《名詞》
尾骨 (びこつ)

（context、skeleton） 尾椎が成長して癒合してできた椎骨で骨盤を形成する。別名、尾骶骨、尾閭骨。
(出典:Wiktionary)

“尾骨”の解説

尾骨（びこつ）とは脊椎の最下端（四足動物的には最後部）を構成している骨。かつては'と呼ばれ、現在でも俗称として用いられている。
脊椎動物の体内は脊椎によって支えられているがその最下部（最後部）は尾椎（びつい）と呼ばれている。
人間の尾骨は3個から6個の尾椎が骨結合してできており、椎弓を欠いて椎骨としての形状を失うなど、他の動物に比べて著しく退化して痕跡器官となっている。このため、尻尾として体表には現れないが、肛門の後ろ側、肛門溝の上部にて尾骨の先端に触れられることがある。なお、胎生期には9個の尾椎が確認できるが発育中に消失している。
(出典:Wikipedia)

尾	常用漢字 中学 部首:⼫ 7画
骨	常用漢字 小６ 部首:⾻ 10画