“小絃”の読み方と例文
読み方割合
しょうげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その弾奏は自慢だけに、堂にったところがあります。大絃だいげん嘈々そうそうとして、急雨のように響かせるところは響かせます。小絃しょうげん切々せつせつとして、私語のように掻き鳴らすところは鳴らします。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)