“小稻”の読み方と例文
新字:小稲
読み方割合
こいな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小稻こいなといふ處を通つた時、海から舟で通ふほらあながあつた。こゝへ見物に來た男が、細君だけ置いて、五百圓懷中ふところに入れたまゝ舟から落ちたといふ。是は往きに聞いた話だ。
伊豆の旅 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)